この記事は日記(メモ書き)としての内容にかたよっております。
※(土づくりの)参考まで
【実施時期】2024年8月10日〜2024年9月9日 (そもそも野菜はこの土で育つのか…肥料絶対に無いよね)
1.土をおこしてみる
2.pHとECを計ってみる
3.鶏糞(発酵鶏糞)を混ぜてみる
4.再度、pHとECを計ってみる
5.肥料(そさい)を混ぜてみる
6.再々、pHとECを計ってみる
7.さらに肥料(そさい)を足してみる
8.土の状態の最終確認
9.まとめ
土をおこしてみる
【実施日】2024年8月10日
以前、草刈りをして見た目はだいぶ畑になったが・・・土の中には草の根っこがまだ残っている
さらに長い間放置された畑なので土がめっちゃくちゃ固い(カッチカチ)
そこで土を一度おこしてみる必要がある・・・くわなどを使って人力でやるのは嫌だ
そんなときは最強の味方「耕運機」の登場です!!
とは言っても耕運機は所有していない・・・そんなときすごく便利そうなサービスを発見した!
コメリの電動工具・機械レンタルサービスだ!!!
ここでは詳細は割愛するが
1日3,480円と手軽に耕運機をレンタルすることができた(コメリカード会員になる必要があった)
※料金はレンタルする時間や耕運機のサイズなどで異なる
これで準備は完了・・・いよいよ畑の土をおこしてみる
土をおこす前に石灰もまいてみた・・・これはミスだったかもと後々後悔することになる

↑ 土をおこしたら根っこが出るわ出るわ
土も固すぎてなかなかおきてこない・・・これは1度や2度では畑といえる状態にはならないだろう…
今回はとりあえず土をおこして出てきた根っこを回収して、
半分のエリアは防草シートを敷いて草が生えないようにして一旦終了

pHとECを計ってみる
土はおこしてみたがジャングル状態だった畑の状態を知っておく必要があると思った
畑の状態として今回注目するのはpHとEC値である
pHとは?
pH(「ペーハー」、「ピーエッチ」)は水素イオン濃度を表すもので、水の性質が酸性かアルカリ性かを示す指標のことです。小学校や中学校の理科で習った酸性やアルカリ性を数値で表したものですね。ちなみに数値は0〜14で表されて、7より小さいと酸性、7より大きいとアルカリ性となります。(7が中性ですね)
今回はこれの土壌バージョンになります
EC値とは?
EC(Electrical Conductivity)は、電気伝導度を示す値です。つまり、電気の通しやすさを示す数値といえます。
簡単にいうと土壌に含まれている栄養分(肥料成分)が多いとEC値は高くなり、土壌に肥料成分が少ないとECの値は低くなります。
【pH】・・・・今回は6.5前後
【EC値】・・・・今回は0.6前後
※ど素人の見当により(とりあえずやってみないとわからないかね)
とりあえず土壌のpHとEC値を計れる機器の購入を検討しました
今回の機器選びのポイント
- ある程度の数値の正確さ
- 計りやすさと使いやすさ
- 値段が高すぎないこと
このポイントで機器探しをして、結局Amazonでそれぞれ購入しました!
機器については紹介できたら別の記事で紹介するかもしれません…今回は割愛しますm(_ _)m
準備が完了したのでいよいよ畑のpHとEC値を計っていきます
【計測日】2024年8月24日
ランダムに3箇所の値をそれぞれ測定しました
1箇所目



pHの値が「6.6」 EC値が「0.13」
「pHはめっちゃいい値なんじゃないか」「そりゃ肥料はないよね」って感想です
2箇所目



pHの値が「7以上…」 EC値が「0.04」
「ん!?これpH高すぎじゃね・・・」「肥料ないとかいうレベルじゃないな・・・」って感想です
3箇所目



pHの値が「6.8」 EC値が「0.04」
「pHはやっぱり高めだ」「肥料はなさすぎて終わってるな…」って感想です
pHが思っていたよりも高いのは、以前に土おこしをしたときに石灰をまきすぎていたんじゃないかと気づき少し後悔しました・・・勢いでまいたらダメですね(/ _ ; )
それにしても畑とはいえない状態の栄養分(肥料成分)でこれは大丈夫なのか・・・早急に見よう見まねで対応します
3箇所のpHとEC値を計るだけでも汗でびしょびしょになる暑い日々です
鶏糞(発酵鶏糞)を混ぜてみる
pHの値は一旦忘れてあまりにもひどいEC値で畑とはいえない状態なので、思いっきり鶏糞(発酵鶏糞)をまいて、もう一度「耕運機」で土と混ぜながら土おこしをする
【実施日】2024年8月24日(pHとEC値の第一回計測日の夕方)
当然、今回の「耕運機」もレンタルである → 本当にこれは便利なサービスだと思う!(お世話になってます)

鶏糞(発酵鶏糞)を15kg使用しました
耕運機を使ってて以前よりは土が柔らかくなったなと感じました(まだ固いけどね)
畑としてよみがえることを願う!
再度、pHとECを計ってみる
前回、鶏糞(発酵鶏糞)を混ぜてから1週間と数日が経過
満を持して「pH」「EC値」を再度、測定してみる
【計測日】2024年9月3日
前回同様、ランダムに3箇所の値をそれぞれ測定しました
1箇所目


pHの値が「6.8」 EC値が「0.14」
「あれ?EC値あまり上がってないな・・・」って感想です
2箇所目


pHの値が「6.8」 EC値が「0.35」
「予想していたような値だな」って感想です
3箇所目



pHの値が「6.8」 EC値が「0.65」
「ここだけEC値がかなり高いんだが・・・なぜ?」って感想です
pHの値は全体的に高くなっていますが「6.8」前後で安定している様子です
EC値はムラがある感じですね・・・平均「0.38」鶏糞を混ぜたことで畑の土としてよみがえりつつあります
肥料(そさい)を混ぜてみる
鶏糞(発酵鶏糞)を混ぜたことで、全体的にEC値があがったように感じます
でもまだ目標のEC値には達していないので肥料(そさい)を混ぜてみます
今回、使用する肥料(そさい)は、3kgになります
【実施日】2024年9月4日
肥料をまいて、毎回お世話になっている耕運機で土を混ぜならおこしていきます

これでEC値もいい感じに上がるのではないかと期待!
再々、pHとECを計ってみる
前回、肥料(そさい)を混ぜてから3日が経過したので再々になりますが、pHとEC値を計っています
【計測日】2024年9月7日



pHは「6.8」あたりで安定している
EC値は「0.48」「0.46」「0.48」と数値も上がり、安定もしてきた
さらに肥料(そさい)を足してみる
今回はEC値を「0.6」前後にしたいと思っているので、肥料(そさい)を追加でまいてみる
【実施日】2024年9月7日

今回追加した肥料(そさい)は、15kgです
肥料をまいて、耕運機で混ぜながら土をおこします
少しずつ土も柔らかくなってきたように思います・・・・ときどきまだ根っこの残りなどが土から出てくることがあります
土の状態の最終確認
前回、肥料(そさい)を追加で15kg混ぜてから2日経過・・・雨も降っていないし土に溶け込んでいないかなと思いましたが、苗やタネを植えるタイミングもあるので、最後の状態確認を行います
【実施日】2024年9月9日


pHは「6.8」・・・・やや高いかなと思いますが仕方ないか
EC値は「0.5」・・・・やや低いかなと思うが苗やタネを植えた後に追肥することも検討
今回の土づくりはこれで一旦完了ですね
まとめ
今回は土づくりをメインに行っていきました
土おこしを行ううえである程度の面積になると耕運機の力は絶大だ
耕運機のレンタルは、初心者やこれから試しに畑を始めるという方にはおすすめ!!
pHはさておきEC値に関しては「0.04」という畑とは言えない状態からのスタートでした
鶏糞からはじまって肥料を混ぜながら土の状態を確認していきました → 最終的にはEC値「0.5」以上まで上げることができました
pHはもう少し低くてもいいかなと思いますが自然と下がることを祈ります
見よう見まねで進めた土づくりですが、思っていた以上に面白いです・・・・想像以上に大変でもありますが